賃貸マンションの自宅で、思いきり歌うため、DIYして防音室を自作しました。
今回は、第四回。箱状態になった防音室に扉を付けるのと、配線、内装についてお話します。
前回はこちら。
扉の設置(4・5日目)
扉は、平型蝶番を上下の二か所止めて、設置しました。
隙間を埋めるためのクッションシートと、遮音シートの厚さを考えて、蝶番を設置する際に遮音シートの切れ端をはさみました。
各パーツ作り(1~3日目)までは順調だったのですが、
この扉の設置作業は、うまく行かずに長引きました。
ひとりが扉を支えて、ひとりがビスを打つという感じで作業を進めます。少しズレただけで、扉に大きな隙間が出来るため、とても難しかったです。
扉・内装を1日で終わらせる予定が、扉だけで2日間かかりました……(笑)
インパクトドライバーのレンタル代が、想定より増えました……。
扉の取っ手
扉(外側)には、このような取っ手をつけています。
内側はこんな感じ。
ドアキャッチャー
ぴったりと扉が閉まるように、このような磁石のドアキャッチャーを付けました。
内側から撮るとこんな感じで、閉まった時にカチっとはまる音がします。扉が重いので、上(写真)に加えて、上下に二つ追加して、しっかり閉まるようにしました。
こうすることで、うっかり扉が閉まっておらず音漏れしていた!
という事を防ぐことが出来ます。
ちゃんと閉まっているよ、という安心感もあります。
配線(横チャンバー設置)(6日目)
電源を取る必要があるので、防音室の中に電源ケーブルをつながなければなりません……。横チャンバーを設置する時に、配線も一緒に繋いでおきました。
大きな穴部分は、チャンバー用の穴です。穴の外側にある配線が、電源コード・チャンバー用コード・LANケーブルです。お家Wi-Fi飛ばしてますが、LANケーブルは念のため入れました。
スイッチ式の延長コードを壁に設置してます。
チャンバーと天井電気のON/OFFが出来ます。(画像ではすでに吸音材を貼り付けてます)
天井に電気をつけています。LED照明です。
外側はこんな感じになってます。チャンバーを設置しない予定の方は、配線用の穴を最後に何かで埋めてくださいね。埋めないと音漏れしますので……。
内装(6日目)
グルーガンで隙間を埋めてから、吸音材の貼り付けと、机・機材の設置をします。
グルーガンで隙間埋め
防音室の密閉度を高めるため、隙間をグルーガンで埋めました。シリコンを使っている方もいましたが、グルーガンだと入手も楽だし、引っ越し時の分解する際に、ぺりっと簡単にはがせるため、グルーガンを採用しました。
ちょっとウレタンチップマット貼っちゃってますけど、端っこをこんな感じで埋めました。
これは、効果が高いので、やったほうが良いです!
グルーガンでもシリコンでも、何でも良いので、隙間は撲滅しましょう。
吸音材SONEX-mini
すでに持っていたこちらの吸音材を、録音するマイクの周辺に貼り付けます。
吸音材ウレタンチップマット
吸音材SONEX-miniが足りない部分には、こちらのウレタンチップマットを貼り付けました。素材は、吸音材SONEX-miniと同じウレタンですが、ウレタンチップを使っているため安価なのです。
かなり重いです……絶対に通販で買って、お家まで届けてもらいましょう。
机と機材を設置
机は、親戚がパソコン用ラックを余らせていたので、ありがたく頂戴してきました。
iPhoneのパノラマ機能を使って、足元から天井を撮影してみました!
録音の場合、マイクを奥に入れないと吸音材のSONEX-miniの部分に入れないとか、ちょっと問題は残っていますが、ほぼ完成となりました。カラオケする際も、プリンタの台にノートPCを置けば、視線の高さになるので、立って歌の練習のするのに丁度よいです。
もちろん、椅子1脚程度なら余裕で入る広さです(0.8畳)
広くて快適!
めちゃくちゃ満足です!
扉の設置に手間取りましたが、
他はなんとか予定通りにいけました。
次回、完成図の紹介、材料表(費用)やどのぐらいの効果があったかなどを発表したいと思います。
コメント